【東京医療保健大学】首都圏キャンパスの全学生を対象としたPCR検査を開始

教育人財開発機構 編集部 2021.05.19

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【東京医療保健大学】首都圏キャンパスの全学生を対象としたPCR検査を開始
東京医療保健大学は、5月11日から首都圏キャンパスの全学生及び教職員を対象としたPCR検査を開始した。学生及び教職員は、唾液の自己採取によるPCR検査を定期的に受け、その結果を各自のスマートフォンで確認する。これを繰り返し行うことで、安心して通学できるようにするとともに、万一の際も感染拡大防止に繋げていく。
学校法人青葉学園が運営する東京医療保健大学(本部:東京都品川区、理事長:田村哲夫、学長:亀山周二)は、5月11日から首都圏キャンパスの全学生及び教職員を対象としたPCR検査を開始した。
 
【写真】PCR検査を受ける亀山学長と学生
PCR検査を受ける亀山学長と学生

東京医療保健大学は東京都、千葉県、及び和歌山県に7つのキャンパスを擁し、首都圏では約2,500名の学生がそれぞれ看護学、医療栄養学、医療情報学を学んでいる。

「ウィズ・コロナ」の中で学びを継続するため、東京医療保健大学では「対面授業制限レベル」を設定。これは各都県が発表する人口あたりの感染者数(陽性者数)/週や、接触経路不明の割合を踏まえた感染状況に応じて対面授業の日数や時限を変動させ、学生の安全を確保しつつ対面による学修機会を確保することを目的としている。このレベルに応じて、対面と遠隔を組み合わせたハイブリッド型授業を全学部・学科で展開する方針。

この方針に沿って、東京医療保健大学では現在緊急事態宣言が発出されている東京都のキャンパスでも対面授業を継続している。知事の要請に応じてオンライン授業を推進しつつ、週2回(午後のみ)を上限として対面授業も行う。県境をまたいで長時間の通学となる学生も多いことから、こうした学生の感染に対する不安を軽減することが今まで以上に重要となっている。

そのため東京医療保健大学では内閣官房が行う「感染拡大の予兆の早期探知のためのモニタリング検査」を活用して、首都圏キャンパスに所属する全学生及び教職員を対象にPCR検査を実施することとした。学生及び教職員は、唾液の自己採取によるPCR検査を定期的に受け、その結果を各自のスマートフォンで確認する。これを繰り返し行うことで、検査結果が陰性であることを確認し安心して通学できるようにするとともに、万一の際も感染拡大防止に繋げていく。

こうした大規模な検査体制を始めるにあたり、学長からYouTube動画を通じて学生や保証人に趣旨等の説明が行われた。
説明動画URL:https://youtu.be/z0oWoAMSn34

東京医療保健大学では、これからもウィズ・コロナにおける良好な学修環境を構築していく。