【文部科学省】大学等におけるリカレント講座の持続可能な運営モデル構築事業、実証研究を実施

教育人財開発機構 編集部 2021.03.17

  • 文部科学省
  • 高等教育機関
  • ニュース
【文部科学省】大学等におけるリカレント講座の持続可能な運営モデル構築事業、実証研究を実施
文部科学省は、大学や企業等が抱いている、リカレント教育の運営面や体制づくりの課題解決のため、実証研究を行うと発表した。実証研究では、モデル大学においてリカレント講座の持続可能な運営モデルを検討し、モデル構築及び全国展開に向け、ガイドライン(試行版)を作成する。公募開始予定は令和3年3月下旬。
大学等におけるリカレント講座の持続可能な運営モデル構築事業について

●事業実施の背景
人生100年時代、society5.0の到来による社会の変化への対応やコロナ禍における学びの変革が求められる中、リカレント教育の一層の推進が必要である。大学等におけるリカレント講座の開発や維持継続のために、運営面での課題の対応が求められる。また、リカレント講座を受講した社会人を活用する体制が整っていない、社員の人材育成の場としての大学の活用が進んでいないという企業をはじめとした人材雇用側の課題の解決も必要となる。
これらの課題解決に向け、教育機関や企業等から得た調査結果を基にした実証研究を行うこととなった。実証研究では、調査において判明した課題や優良事例を踏まえ、モデル大学において持続可能な運営モデルを検討し、モデル構築及び全国展開に向け、ガイドライン(試行版)を作成することとしている。

●スケジュール
公募開始:令和3年3月下旬(お問合せ・お申込み→syokugyou@mext.go.jp)
公募期間:令和3年3月下旬~令和3年4月中旬
審査:令和4月下旬
採択:令和5月中下旬頃

●参考資料
令和元年度「社会人の学び直しの実態把握に関する調査研究」調査報告書(PDF:3,525KB)PDF
※本事業の実施に向けて事前調査として令和元年度に行った。
※令和2年度の調査結果も含め、今後とも調査結果等を掲載する予定。
※資料は下記の関連リンクよりご覧ください。