【ジェイック】2021年卒学生に求人検索方法に関するアンケートを実施

教育人財開発機構 編集部 2020.12.16

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【ジェイック】2021年卒学生に求人検索方法に関するアンケートを実施
株式会社ジェイックは、2021卒学生を対象に「求人検索方法に関するアンケート」を実施し、学生の多くは就職ナビサイトおよび大学を通じて情報収集をすることが判明した。また、現在も就職活動を続けている学生からは終わらない就活に不安や焦りの声も寄せられた。
若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、21卒学生を対象にした「求人検索方法に関するアンケート」(回答者数297名(内、就職活動を継続中の学生161名)/2020年12月1日-3日実施)についての結果を発表した。

“求人検索方法”について質問したアンケートの結果から、就職ナビサイトおよび大学を通じた情報収集が多いことがわかった。また、現在就職活動を継続している21卒学生からは、12月になり、卒業の時期が近づいていることから不安が強まっている様子が伺えた。


■求人検索の情報収集、トップは「就職ナビサイト」
現在も就職活動を継続している学生に対し、求人検索の情報収集について聞いたところ、「就職ナビサイト」が32.6%で最も多いことがわかった。次いで、「就職エージェント(人材紹介会社)」19.9%、「大学の就職課・キャリアセンターへの訪問」17.7%、「大学のポータルサイト」15.8%という結果となった。大学を通じた情報収集という括りでみると33.5%であり、大学の役割の大きさが見てとれる。


■就職活動時の企業との主な連絡手段は「メール」74.5%
就職活動時の企業との主な連絡手段については、「メール」が74.5%で最多。次いで「電話」13.0%、「ナビサイト等のマイページ上」9.3%となっており、主な連絡手段として、「メール」との差は非常に大きい。

■「就活が終わらず、卒論も手を付けられず」現在抱えている不安
就職活動を継続している学生に対して、「現在、不安を感じていること」について聞いたところ、「もう12月なので、卒業までに本当に就職が決まるか不安」といった声が聞かれた。

(一部抜粋)
・12月になっても決まらず、そもそも自分が社会から必要とされていないか不安である。
・このまま大学院入試に向けて勉強一本に集中するか、就活も続けるべきか悩んでいる。
・コロナで雇用機会が大幅に失われてしまったこと。
・もし就職浪人した場合、新卒よりも採用率は下がるか
・もし納得のいく内定が貰えなかった場合に来年も公務員試験を受けるか悩んでいます。
・卒業までに就職が決まるか不安。就活が終わらないので、卒業論文にも手をつけられず、卒業できるかも不安。
・大学院と並行して進めることで、どっちつかずになってしまい、どちらも上手くいかないのではないかと不安。


【調査概要】
名称 :求人検索方法に関する21卒学生アンケート
対象 :当社の新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ®」に登録した2021年卒業予定者
回答者数 :297名(内、就職活動継続中161名)
期間 :2020年12月1日-12月3日