【花王】美容専門学校学生を化粧品で支援

教育人財開発機構 編集部 2022.07.20

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【花王】美容専門学校学生を化粧品で支援
花王は、2022年7月より、ベルエポック美容専門学校に販売終了商品などを教材として提供する。また、提供商品を用いた特別授業を実施する。この教材提供は、次世代教育支援の一環につながる活動であり、商品の廃棄削減につながる取り組みのひとつでもある。
花王株式会社は、2022年7月より、「ベルエポック美容専門学校」に、カネボウ化粧品のプレステージブランド「LUNASOL」の販売終了商品などを教材として提供することを開始する。また、7月12日(火)には、LUNASOLブランドチームや、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターのアーティストによる、提供商品を用いた特別授業を実施。今後も、「ベルエポック美容専門学校」と発展的な取り組みを継続して行っていく予定だ。

この教材提供は、次世代教育支援の一環につながる活動であり、商品の廃棄削減につながる取り組みのひとつでもある。
■「ベルエポック美容専門学校」への支援について
今回、提供する商品は、すでに販売終了となったアイテムや限定品など、計約6,500点になる。

7月12日(火)に行う特別授業では、マーケティング担当者によるブランド概要説明や、商品開発担当者による提供商品の開発秘話の解説、花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターのアーティストによるメイクアップのレクチャーを実施する。

今後も、商品の教材提供を継続するほか、さまざまな企画を通じて、将来のメイクアップアーティスト育成支援に向けた活動を「ベルエポック美容専門学校」と協働で取り組んでいく予定だ。

■「LUNASOL」における、これまでの商品廃棄削減の取り組み
「LUNASOL」では、環境への負荷低減を目指し、21年より商品発売形態の改革を行うなど、商品廃棄削減の取り組みに注力してきた。従来の年4回、多色ラインアップの新商品発売のスタイルを見直し、21年から、年6回、それぞれ旬の2パターンのメイクアップ提案による限定品を中心とした発売に変更している。この改革によりすべての新商品を、広告でモデルが使用するメインカラーとして提案することで、売れ行きの偏りをなくし、廃棄削減につなげていく。さらに、ECサイトや特定の店舗にて先行発売を行い、需給予測を立てることで生産数の精度も向上させていく。

花王は、今後も、持続可能な社会の実現を目指し、人にも社会にも地球にも優しい取り組みを継続して実施していく。