【武蔵野大学】社会支援活動・SDGs活動を行うネパールのNGO団体でのオンラインインターンシップを実施

教育人財開発機構 編集部 2022.02.16

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【武蔵野大学】社会支援活動・SDGs活動を行うネパールのNGO団体でのオンラインインターンシップを実施
武蔵野大学は、海外産業人材育成協会と連携し、オンライン海外インターンシップ研修を実施する。期間は2022年2月24日(木)~3月10日(木)。本プログラムでは、開発途上国の実情や課題を理解するとともに、NGO団体が行う社会支援活動の改善策を提案することで、グローバルリーダーに必要な素養を育成する。
武蔵野大学学外学修推進センター(東京都江東区)は、GLP(グローバル・リーダーシップ・プログラム)の海外研修の一環として、一般財団法人海外産業人材育成協会と連携したオンライン海外インターンシップ研修を、2022年2月24日(木)~3月10日(木)に実施する。本プログラムでは、学生が開発途上国の実情や課題を理解するとともに、NGO団体が行う社会支援活動の改善策を提案することで、グローバルリーダーに必要な素養を育成する。
 
女子学生への奨学金授与等の活動を行うネパールのNGO団体で学生はオンラインインターンシップを行う
 女子学生への奨学金授与等の活動を行うネパールのNGO団体で
学生はオンラインインターンシップを行う

【本件のポイント】
・日本にいながら、ネパールでSDGs活動を行うNGO団体にオンラインインターンシップし、国際感覚を養う
・ネパールが直面する社会課題について学び、NGO団体が行う社会支援活動の改善策を提案する
・グローバルな課題解決型の学修を通して、開発途上国のNGO団体とSDGsの関係について学ぶ

【本件の内容】
 
LGNの学生に対するコンピューター研修の様子
LGNの学生に対するコンピューター研修の様子

GLPは、世界で通用する語学力の習得、豊富な海外体験などの教育プログラムを通して、国際舞台で即戦力となるグローバルリーダーを育成する武蔵野大学独自の選抜制プログラムである。今回、学内から選抜された8名の学生は、環境保全、農村開拓、教育、女性のエンパワーメント事業を手掛けるネパールのNGO団体「Love Green Nepal」(以下、LGN)でオンラインインターンシップ研修を行う。

日本社会では、さまざまな国・地域からの外国人が増加しているが、ネパール国籍の方の増加も顕著だ。しかし、ネパールのことに興味を持つ日本人・日本在住者はまだまだ多くない。そのため、今回ネパールをインターンシップ研修のフィールドとし、グローバルに活躍する際に必要な「世界を多面的に見る力」を養う。
 
LNGが支援する農家。 学生はネパールの現状を学び、最終日にLGNの支援活動を改善する提案を行う
LNGが支援する農家
学生はネパールの現状を学び、最終日にLGNの支援活動を改善する提案を行う

学生は、持続可能な農業開発、女性のエンパワーメント、教育、インフラ開発の4つの分野に分かれ、ネパールの専門家から各分野について学び、ディスカッションを行う。また、現地の女性支援団体や学校、農家や飼料倉庫等と連携し、ネパールの学校の授業風景や環境負荷の少ない農薬・飼料づくりの取り組み等を学ぶ。研修最終日には、LGNの支援活動を改善するための提案を行うとともに、日本企業や投資家を想定したネパール支援のビジネスプランを考え、英語で発表する。

引き続き、武蔵野大学ではコロナ禍でも世界の課題に目を向け、自ら主体的に解決策を考えていく学びの機会を学生に提供していく。

【概要】
期間 2022年2月24日(木)~3月10日(木)
プログラム名 グローバル・リーダーシップ・プログラム
内容 ネパールのNGO団体でオンラインインターンシップを行い、農業開発、女性の自立、教育、インフラ開発について学び、支援方法の改善案を発表する
担当教員 グローバル学部日本語コミュニケーション学科 神吉 宇一 准教授
実施方法 オンライン(Zoom)
対象 武蔵野大学のグローバル・リーダーシップ・プログラムに選抜されている学生8名
共催 一般財団法人 海外産業人材育成協会