【大正大学】シダックスと協働し、学生・教職員を対象に新型コロナワクチンの「職域接種」を実施

教育人財開発機構 編集部 2021.07.21

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【大正大学】シダックスと協働し、学生・教職員を対象に新型コロナワクチンの「職域接種」を実施
大正大学は、7月10日より学生および教職員を主たる対象とし、キャンパス内での新型コロナウイルスワクチン「職域接種」を開始した。大正大学は医療系学部を持たず、シダックスのトータルアウトソーシング事業本部との協働により実現可能となった。シダックスグループとしては、大学キャンパス内での職域接種業務受託は初の試み。
大正大学(学長:高*橋秀裕、所在地:東京都豊島区)とシダックス株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長:志太 勤一)は、2021年7月10日(土)より、大正大学の学生および教職員を主たる対象とし、キャンパス内での新型コロナウイルスワクチン「職域接種」を開始した。
*「高」の本来の表記は新字です。
 

新型コロナワクチン接種に関する自治体の負担を軽減し、接種の加速化を図っていくため、2021年6月21日(月)から、企業や大学等における職域単位での新型コロナワクチンの接種が可能になった(※1)。これを受け、大正大学のキャンパス内にて、2021年7月10日(土)~8月31日(火)の火曜・土曜の計8回、所属する学生および、教職員を主たる対象としてワクチン接種を、シダックスが受託し実施する。大正大学は人文・社会学系の大学であり、医学部などの医療系学部はないが、学校医の協力のもと、早期のワクチン接種実現に向けて調整し、「職域接種」を開始することとした。それに先立ち、2021年7月5日(月)より、大正大学のポータルサイトからの予約開始と、学生への不安や混乱を避けることを目的に、専用のコールセンターを開設した。

予約システム、コールセンター、キャンパス内接種会場の運営(設営・案内)は、企業の複数業務をワンストップで受託運営しているシダックスのトータルアウトソーシング事業本部が協働で行う。シダックスグループでは、社会サービスを生業とする事業子会社が、すでに10の自治体から30カ所の接種会場の運営を受託しているが、大学キャンパス内での職域接種業務受託は初めてとなる。グループ内でも連携しながらスムーズなワクチン接種の実施に努めていく。
※1:厚生労働省健康局健康課予防接種室「新型コロナワクチンの職域接種の開始について」
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000083412.pdf

 【本件のポイント】
1:医療系学部を持たない人文・社会学系の大正大学がキャンパス内での新型コロナウイルスワクチン「職域接種」を、いち早く開始する。
2:シダックス株式会社のトータルアウトソーシング事業本部との協働により、上記を実現。シダックスグループとしては、大学キャンパス内での職域接種業務受託は初の試み。
3:職域接種の受付は、予約システムを用い、また、コールセンターも専用に開設する。