【文教大学】日本航空(JAL)客室乗務員の受け入れを実施

教育人財開発機構 編集部 2021.07.21

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【文教大学】日本航空(JAL)客室乗務員の受け入れを実施
文教大学は、日本航空と人材受け入れに関する覚書を締結し、3名の客室乗務員を受け入れた。目的は「教養豊かな国際的人材の育成に寄与すること」と「大学の募集力強化」。出向者は外国語学習ラウンジ「グローバルルーム」運営やキャリア支援、学生募集活動等の業務に従事する。
文教大学は、日本航空株式会社(以下、「JAL」)との、人材受け入れに関する覚書を締結した。
今回の出向では、人的・知的資源の交流と活用を図り、文教大学の教育において相互に協力をしながら、教養豊かな国際的人材の育成に寄与することと、大学の募集力の強化を目的としている。

【本件のポイント】
●文教大学が、卒業生を含む3名のJAL客室乗務員の受け入れ
●外国語学習ラウンジ「グローバルルーム」運営やキャリア支援、学生募集活動等の業務に従事

 

JALは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け国際線を中心に大幅な減便などを行っていることから、希望する社員に対し、外部で働く機会を増やしていることを明らかにしている。文教大学においても、JALからの出向受け入れを決定し、JAL社内での公募に応募した客室乗務員のうち、卒業生を含む3名が6~7月から業務に従事している。

具体的な業務内容は、外国語学習ラウンジ「グローバルルーム」での英会話指導・相談対応や教室管理、在学生へのキャリアに関する相談対応、本学を志望する高校生へのガイダンスやオープンキャンパス対応等、いずれも客室乗務員のスキルや経験を活かしながら活躍いただくものとなる。

今回の出向を受け入れることで、「人間愛」を建学の精神とする文教大学と、航空事業を通じて培った知識や経験を有するJALが、幅広い交流活動を行うことで、コロナ禍の社会環境の変化に対応するとともに、社会に貢献する人材の育成と輩出を目指す。